武漢天河空港にて


私たちは春秋航空(往復)関西空港−武漢天河国際空港を利用しました。行く時も中国人が圧倒的に多く日本人なんて見かけませんし、帰りもそうでした。出発時の搭乗手続きはめちゃくちゃ人が並んでいて、あちこちから聞こえる会話はすべて中国語でした。これが人口世界一のパワーなのか・・・。
重量オーバーだったのか、女性がキャリーバッグを開けたとたん、何故か「コアラのマーチ」がボロボロ落ちてきました。これも人口世界一のパワーなのか・・・。

まず、天河空港に着いたら、みなさんが流れていく方向についていきましょう!
私たちは、このまま見えない先まで歩いて行かないといけないかと思い心細かったのですが、飛行機で仲良くなったfrenさんが「こっち、こっち」と誘導してくれて、エスカレーターを降りて先へ進みます。
とても大きい空港に驚かされたのですが、それはほんの一例にすぎないことを後で思い知る羽目になるのでした。

frenさんとカシ男を晒してみる♪
エスカレーターで降りると入国検査が始まります。frenさんにとっては帰国になるのでスムーズに検査も終え先に帰って行ったのですが、外国人用窓口に並んだ我々は入国申込書みたいなものを書かされた上になぜか検査に1時間もかかりました。我々よりも先に検査されていた西洋人が、我々が終わった時もまだ検査されていたのには驚いた。
係員の人はひたすらパスポートの写真の顔と見比べたり、おでこ・目・唇の位置を指で計りつつ中国は本当に初めてか?と聞いてきたので、「初訪中」というのが引っかかったのか?と想像するのですが、真意はいまだに判りません。入国手続きが終わると、預けた荷物を持った係員がゲートの外で待っていてくれました。

やっと解放された我々は荷物を受け取り、空港と最近直通したという地下鉄への出口を探します。1枚目の写真が3階、エスカレーターで降りて悪夢の入国検査が2階、そして同じ2階にたまたま為替所があったので、3万円を人民元に変えてもらいました。中国語も英語もできないので手持ちのメモに「円→元」と書いて窓口で見せてみた。初めての筆談なので緊張しましたが、すんなりと手続きをしてくれました。手数料50元も取られての、1,612元です。この時から私の頭の中には、20円=1元、という感じの大雑把な計算ができあがるのでした。(実際の為替レートは、1元=18.6円)

1階がバス乗場で地下1階が駐車場になっているようです。タクシーの客引きと思われる女性に声をかけられたりもしましたが、歩き回ってようやく「07 地鉄、城鉄、交通中心停車場」という看板を見つける事ができました。なんと、さきほどの為替所に近くにありました。英語より真っ先に中国語で理解してしまうのは同じ東アジア文化圏ならではです。


入って行くと薄暗い通路が続き、奥に地下鉄へ入る階段があります。大きい時計がかかっていたので、時間を確認したところ1時間、中国のほうが遅いことが判りました。(事前に時差を調べもしないズボラな夫婦2人)
入国ラッシュも過ぎ去ったのでしょう、「中国に来てるって実感が湧かないね」などと呑気におしゃべりしながら、がらんとただっ広い通路を歩いて行くのでした。





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